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真空コンクリート~ベストフロア~とは

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株式会社エイケンは、ベストフロア工業会の正規会員です。

真空コンクリートとは

新規に打設した生コンクリートの余剰水を真空吸引の原理を使用して強制的に脱水を行う「土間コンクリート」の施工方法です。

その名の通り、打設直後のコンクリートに対して、真空ポンプを使用して強制的に脱水を行います。
生コン内のセメントと、加えられた水分の比率を水セメント比(W/C)と呼びます。この比率が大きいほど、つまり水の量がが多いほどコンクリートの性能は落ちます。乾燥収縮量は増え、圧縮強度は下がります。(この「必要以上」の水を余剰水と呼びます。)
しかし 流動性や作業性のため、コンクリートの水和反応に必用以上の水を加えて生コンは製造されます。性能は落ちてしまうが「致し方ない」とされているわけです。

打設してから余剰水を強制的に吸引することにより、大幅に水セメント比を改善させることが可能です。水セメント比が改善されたコンクリートは、本来持つポテンシャルを充分に発揮してくれます。
また、本工法によるメリットは水セメント比の改善にとどまりません。未処理のコンクリート床の表層は、ブリージング水の蒸発に伴う空隙とレイタンスが集まることによりもっとも弱い部分となります。そのため、耐摩耗性能の劣化、クラックの発生、塗床材等の接着不良などの問題を引き起こします。ところが、真空脱水をおこなうことで強烈な締め固め効果が発生し、微細な空隙が激減します。また、レイタンスの成分である炭酸化した遊離石灰等の不純物は余剰水と共に排出されます。このことで、「もっとも弱い」表層部分がもっとも強い場所となります。

この真空コンクリートを科学の目で見つめ直し、システマチックな工法として確率したベストフロアー工法は、国土交通省 NETIS(新技術情報提供システム)に正式に登録されています。

ベストフロア工法の特長

【初期強度の向上】

bf_image_1ベストフロア工法で仕上げると、一週強度(打設後7日目の強度)は約3日、四週強度は約7日間で得ることが可能です。このことにより、工期短縮等の様々なメリットが生じます。

【強度の向上・安定化】

bf_image_2未処理だともっとも弱くなる表層部が、もっとも強い理想的な仕上がりとなります。

【硬度安定化】

bf_image_3シュミットハンマーによる反発強度を測定すると、未処理のものは配合強度によって大きな反発度の差が現れるのに比べ、ベストフロア工法で処理を行うことで反発度は一定します。

表面強度の安定化

bf_image_4未処理の場合は、低い反発強度であるうえに、計測場所による極端なバラツキが見られます。本工法で処理を行うと、高レベルの反発強度が得られるだけではなく、計測場所の違いによるバラツキが大変に少ないことが分かります。表面強度の安定化が証明されています。

【工期の短縮】

bf_image_5四週強度(打設後一ヶ月の時点での表面強度)が、約一週間で発現します。このことにより、速やかに次工程の作業が行えるうえ、施工面へのダメージを与える危険性を回避できます。

bf_image_6脱水することで余剰水だけではなく、水和反応に必用な水分が不足してしまうとドライアウトと呼ばれる強度不足が発生する可能性があります。しかし、グラフで明確なように、最低限必要な保水性が保たれているので、養生期間も安心です。

【ひび割れ防止効果】


bf_image_7未処理と比べて、乾燥収縮量が約15~20%の軽減効果があります。
(クラックの発生原因は「乾燥収縮」のみではありませんので、ひび割れの発生がなくなる訳ではありません。他の工法との併用を強くお奨めします)

【仕上材の品質向上】

bf_image_8ベストフロア工法で処理することにより、表層が緻密に仕上がります。気泡、空隙等が激減することにより、表層からの吸水量は1/10に減少します。このことによりコンクリート内部から塗床材を押し上げる「膨れ圧力」が起きにくくなります。

また、表層の強度が向上することにより塗床材との接着性が著しく向上します。エポキシ・ウレタン・アクリル等の各素材において約50%の接着力の向上が認められ、耐久性の向上に貢献しています。

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【耐摩耗性の向上】

bf_image_10水セメント比の改善と締め固め効果および不純物の除去により、床面として最も重視される耐摩耗性が大幅に向上します。

ここが改善 結果として 具体的には
表層の強化 耐摩耗性・耐衝撃性の向上 耐久性向上・防塵
(塗床材の)接着性向上 剥離防止・耐久性向上
表層の緻密化 凍結融解性能の向上 凍害の回避
水分移動の抑制 仕上材の膨れ防止
強度の早期発現 早期交通開放等 工期短縮
残留水分の低減 乾燥・効果養生期間の短縮 工期短縮
保水養生効果 水和反応の促進 早期開放・工期短縮
乾燥収縮量の低減 収縮ひび割れの低減 ひび割れの減少・拡大防止

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