施工について カビ処理 新理論に基づくカビ取り剤「MOLTES」 MOLTESは今までとは違ったカビ取り剤です。従来のカビ取り剤は塩素系のみで構成されていました。それだと漂白機能があるためカビの黒ずみを目立たなくする効果がありますが、不活性化(死滅化)しているとは限りません。しかしMOLTESはカビ菌を不活性化させながら、毛細管現象のみならず界面活性剤効果により、穿孔内入り込んでいきカビ菌と闘い退治します。また、中性でかつ防錆効果もありますので、塗布面に対する影響は無い上、FDAにもその安全性が認められています。 カビと従来処理剤について コンクリート面や壁ボード表面、ボード接合部のシリコーンボンドには、ミクロサイズの穿孔があります。そこに、カビ胞子が付着(トラップ)します。 水分があれば、どんどん奥に入り込み、やがて目に見えるまでカビが生息します。 その状態からどんどん成長しその面積を広げていきます。 従来のカビ取り剤(次亜塩素酸ナトリウムをよりアルカリ性にして安定化させたもの)は、1液~3液まであってもいわゆる塩素系のみで構成されていました。 従って、根深く奥まで入り込んだカビ菌に作用させるためには、反応時間を遅くした塩素系剤を組み合わせていました。これは、毛細管現象を利用して入るため、根深く張ったカビまでは、到達していませんでした。 次亜塩素酸ナトリウムには、漂白機能があるためカビの黒ずみを目立たなくする効果がありますが、不活性化(死滅化)しているとは限りません。 不活性化し切れなかった残留カビが、また成長してきます。 何故なら、次亜塩素酸ナトリウム反応が終わると何も作用しないため、カビがまた成長できる環境となってしまいます。 いくら処理をしても数カ月後にはまたカビが発生しているとという現象になります。 従来のカビ取り剤で①反応に時間がかかる、②作業時間が長い、③効果の持続性が短い、という改善点がありました。 お問い合わせ・資料請求はこちら MOLTES – Mold Treatment NEW SYSTEM – 新理論に基づくカビ取り剤 1液:Chaser (チェイサー) カビが入り込んだ奥まで液が到達! 酸性系(クエン酸ベース)に界面活性剤機能を加えることで、カビ菌を不活性化させながら、毛細管現象のみならず界面活性剤効果により、穿孔内にどんどん入り込んでいきます。これにより、まだカビが到達していない奥の奥まで1液が浸透していきます。クエン酸による不活性化と漂白は、それなりに進みますがそれはあくまでも感受性(その薬剤に対する反応の有無)があるカビ類が不活性化しています。 2液:Gladiator (グラディエーター) カビ菌と闘い退治する! 塩素系(高濃度次亜塩素酸水ベース、アルカリ性)を反応させることで、不活性化と漂白作用が高アルカリから、1液の酸性と反応することで一気に中性化に向けて反応が起ります。この時に次亜塩素酸による反応が雪崩(アバランシェ)のように進むことで、壁や天井のコンクリートなどの穿孔奥まで入り込んだ菌や黒ずみを処理します。 もちろん、2液だけでもその効果がありますが、従来製品のように時間を要します。 作業性を向上させるために、このアバランシェ効果を利用しています。しかも、反応後は中性になるため、金属類への腐食性なども無く菌類のみをターゲットに反応するメカニズムとなっています。 3液:Conciliator (コンシレーター) カビ菌がこれ以上生えないよう指南! 中性(PHMB:ポリアミノプロビルビグアナイド)をベースに光触媒効果のある金属イオンを配合することで、抗菌コート+光を当てることによる抗菌機能を実現しています。これまでの処理では、持続性が無かったため処理後直ぐにカビ菌類からの曝露を受けるばかりか完全に処理できなかった穿孔内のカビ菌類が繁殖を開始していました。 しかし、当溶剤は菌の細胞の電荷を電気的に奪い取るため、細胞膜のバランスが崩れ破壊する働きがあり、極めて安定性に高い溶剤のため塗布部分に残ります。 したがって、抗菌効果が持続する働きとなっています。中性でかつ防錆効果もありますので、塗布面に対する影響は無い上、FDAにもその安全性が認められています。 施工事例 お問い合わせ・資料請求はこちら